駅弁勝負 ミソカツ篇

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駅弁マニアとしては、気をつけなくてはいけない駅弁を買ってしまった。
とんかつの駅弁である。
しかも、東京の野暮天には、何度食べても馴染まない、「みそかつ」というダブルパンチだった。
弁当は冷えてもなお、おいしいおかずでなくてはならない。
それが大原則であるから、揚げ物、特にフライは別の食べ物になる(最もそれがまた下品でおいしいとの考えもあるが)。
魚介系と異なり、肉のフライは、肉から水分が抜けてカチカチになってしまうため、弁当のおかずには向かない、
だが今日は買った。
信頼おける松浦商店が、どれほど頑張っているか確かめようと思ったのである。
肉は厚く、おごっているのがわかる。
だがやはり「みそかつ」は、自分にとって、許容できなかった。
一口目はいい。
だが肉が口から消えかかる頃、甘い味噌が全面に残る。
その途端、なぜかご飯喚起力が失せてしまうのである。
これは東京人のサガなのか。
慣れでしか、克服できないのか。
さらに、すりごまがついてきたが、これは
1トンカツにかける
2ご飯にかける
3ポテトサラダにかける
4そのまま食べる
5その他。
誰か教えてください